出産・育児

混合育児体験談!ミルクと母乳交互にあげている場合母乳の量は減っちゃう?

「母乳育児かミルク育児どっちがいいか。」

 

これはママにとって正解のない永遠のテーマですよね。

「母乳が絶対!」という方もいるでしょうし、「ミルクの方が都合が良い!」という方もいると思います。

 

正直どっちがいいかなんて人それぞれですし、どっちが正しいということはないと思います。

ただ、私は混合育児が1番楽でいいなと思っています。(あくまで個人的な考えです)

 

でもミルクと母乳を交互にあげていたら母乳量が減っちゃうのか心配になりますよね。

実際に混合育児もやっていた私が母乳量の変化や、混合育児のやり方を紹介していきますね。

ずぼらちびママ
ぜひ参考にしてみてくださいね


 

混合育児にすると母乳って減るの?

混合育児でミルクと母乳を交互にあげていると母乳の量が減るって本当?

 

下の子は3ヶ月後から急な哺乳瓶拒否のため完母で育てていますが、3ヶ月まではミルクと母乳の混合で育てていました。

が、混合育児をしていても母乳の量が減ることはなかったです。

 

その理由はしっかりと母乳をあげていたからです(ほぼ搾乳でした)。

逆に上の子は母乳を嫌がるので、ちょっとしか母乳をあげていなかったのでどんどん減って5ヶ月頃には出なくなってしまいました。

 

要は、母乳の量をキープするには混合育児のやり方が大事だと思っています。

 

ずぼらちびママ
母乳の量をキープするにはとにかく乳首に刺激を与えて母乳を出すことが何よりも大事です!

私の場合は、下の子は飲む力が弱かったため疲れてあまり飲めなくなってしまう…を防ぐために直母はあまりしないよう言われました。

そのため、いつも搾乳していて「搾乳母乳」を飲ませた後「ミルク」をあげるという混合育児をやっていました。

 

実際は直接母乳を飲んでもらってなかった私ですが、それでも母乳の量は減らずむしろ少しずつ増えていました。

それは乳首に刺激をあげて母乳をいつも出していたからです。

 

完母にしたいママは、必ず母乳の量を一定に飲ませることを意識してやってみてくださいね!

 

私が混合育児になった理由

新生児の娘がミルクを飲んでいるのを撮影した写真

新生児の娘がミルクを飲んでいる様子

私が混合育児になった理由は息子2560g、娘2610gと2人とも小さめに生まれたことにより母乳を上手く吸えなかったからです。

母乳を吸うには体力がいるので、小さめで生まれてきた赤ちゃんなど体力がない赤ちゃんはちょっと母乳を飲んだだけで疲れてしまいます。

 

母乳を吸う力をつけるには「ミルクで体重を増やして体力をつけてあげるのが1番」との助産師さんの指導でミルクを足すことになりました。

ちなみに、生後3ヶ月までは息子と娘では母乳とミルクの割合が正反対でした。

息子→ミルク8割、母乳2割

娘 →母乳7割、ミルク3割

息子は母乳が好きではないのか、母乳はミルクの前に数分あげるだけでした。

一方、娘は母乳の方が好きなのか、生後すぐはミルクが多かったのがどんどん母乳ばかりになりました。

ずぼらちびママ
兄妹でも全く違って面白いですよね

息子の場合は、母乳をあまり飲んでもらえなくなり5ヶ月から完ミに。
娘の場合は、急な哺乳瓶拒否で3ヶ月から完母になりました。

 

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混合育児はどうやってやるの?

混合育児のやり方は主に6つの方法があります。

ママの進めやすいやり方で進めてみてください。

①最初に母乳、そのあとミルクをあげる

②母乳とミルクを交互にあげる

③朝夕は母乳、日中はミルクをあげる

④午後や夕方にミルクをあげる

⑤夜だけミルクをあげる

⑥月齢ごとのミルクの目安量をあげる

ずぼらちびママ
ちなみに私は①と④を気分や胸の張り具合でやっていましたよ!

 

①最初に母乳、そのあとミルクをあげる

最初に母乳を飲ませて、足りない分をミルクで補う方法です。

私も産院で教えてもらった1番シンプルな方法で、この方法は私も実践しています。

 

初めの頃はミルクの量を決めずに、母乳をあげたあとミルクを欲しがるだけあげてOKです。

母乳の量に自信がないママさんにもおすすめな方法ですし、母乳の量を減らしたくないママはこの方法が1番ベストだと思います。

 

②母乳とミルクを交互にあげる

母乳とミルクを交互にあげる方法です。

例えば3時間おきに授乳する場合、朝起きて母乳をあげ、3時間後にはミルク、その3時間後には母乳をあげると交互に飲ませます。

 

授乳のたびに胸がすごく張ってしまうママにおすすめです。

 

③朝夕は母乳、日中はミルクをあげる

朝や夕方~夜は母乳、昼間はミルクをあげる方法です。

仕事などで日中母乳をあげられない方におすすめな方法です。

 

 ④夕方から夜にミルクをプラスしてあげる

朝や午前中は母乳だけをあげ、午後はミルクを足す方法です。

母乳の出る量は夕方になると少なくなることがあります。

 

私も初めは夕方になると母乳が出なくなっていたので、夕方くらいからミルクを足すこの方法を実践していました。

 

⑤夜だけミルクをあげる

ミルクは腹持ちがいいので、少しでも赤ちゃんに長く寝てもらうために夜にミルクをあげる方法です。

赤ちゃんが寝てくれれば、ママもぐっすり寝てくれるのでママの負担もだいぶ減ります。

 

⑥月齢ごとのミルクの目安量をあげる

赤ちゃんの個人差やリズムに合わせてミルクの量や回数を加減する方法です。表は調乳量の目安です。

月齢 基準
体重
1回当たりの
調乳量の目安
1日当たりの回数の目安
授乳 離乳食
〜1/2(ヶ月) 3.0(kg) 80ml 7回 -
1/2〜1 3.8 80ml〜120ml 7回 -
1〜2 4.8 120ml〜160ml 6回 -
2〜3 5.8 120ml〜160ml 6回 -
3〜5 6.8 200ml 5回 -
5〜7 7.7 200ml 5回 1回
7〜9 8.3 200ml 5回 2回
9〜12 8.8 200ml 5回 3回

「うちの子のミルクの量少なすぎるかも!」と思うママもいるかと思いますが、表のミルクの量はあくまで目安なので気にしなくて大丈夫です。

ずぼらちびママ
私の息子や娘もこんなに飲んでません

 

混合育児のやり方はさまざまでマニュアルというものがないです。

赤ちゃんの飲み方やママの母乳の分泌量によって変わります。

赤ちゃんの様子をよく見ながら最適なやり方を見つけていってくださいね。

 

実際感じた混合育児のメリット

産院で夫が息子にミルクをあげている様子を撮影した写真

産院で夫が息子へミルクをあげている様子

一時的ではあるのですが、実際に私が混合育児をしてきて感じたメリットは6つあります!

・ママ以外でもあげられる

・授乳間隔が空く

・どのくらい飲んでいるか分かりやすい

・完全ミルクよりミルク代が安くすむ

・時と場所によって母乳かミルクか選べる

・悩みが少なくなる

ずぼらちびママ
1つずつ紹介します

 

ママ以外でもあげられる

ミルクだったらママでなくてもあげられるのが母乳育児ではない1番のメリットですよね。

ずぼらちびママ
自分以外の誰かに授乳を代わってもらえるってほんとに助かります。

私も母乳をあげた後や、やることがあって手が離せないときは夫にミルクをあげてもらっています。

 

授乳は長い期間し続けることなので、できる限り誰かに代わってもらえることでママもいくぶんか楽になりますね。

 

授乳間隔があく

ミルクと母乳の割合にもよると思いますが、ミルクは腹持ちがいいので母乳育児よりも授乳間隔があきます。

私もミルクだけをあげただけの時と、母乳だけあげた時で比べるとミルクの方が長く寝てくれると実際に感じています。

 

ママ友の話ですがそのママ友の子はすごく母乳をよく飲む子で、「1時間に1回欲しがるから大変!」と言っていました。

もちろん赤ちゃんによって授乳頻度は変わると思いますが、ミルクの方が腹持ちがいいのでママが授乳する間隔があいてママの負担が減りますね。

 

どのくらい飲んでいるのか把握しやすい

母乳育児にはなくて、ミルク育児にあるのが赤ちゃんがどのくらい飲んでいるのか把握できることです。

母乳だと体重計でわざわざ重さをはからない限りどのくらい飲んだか分からないので、体重の増えがよくない赤ちゃんだと不安に感じますよね。

 

娘は途中から完母で育てているのですが、どのくらい飲んだかが分からないので不安に感じることがよくあります。

ミルクも飲ませていると

ずぼらちびママ
これだけのミルクを飲んだから大丈夫!

と安心につながっています。

 

完全ミルクよりミルク代が安く済む

ずぼらちびママ
ミルク育児は本当にお金がかかりますよね…

ミルクをよく飲む赤ちゃんだと1週間もたたずに800gの大缶が無くなってしまいます。

 

800gの大缶1缶は大体2000円前後です(メーカーによる)

1ヶ月4缶ペースだとして単純計算すると…

2000円×4週間=8000円

一歳まで飲み続けるとして8000円×12ヶ月=96,000円

なんと完ミで赤ちゃんを育てている家庭はトータル10万近くがミルク代に消えているという事実です。

これに加え、おむつ代はもちろん光熱費もあがるので出産して出費が一気に増えお金がかかりすぎて辛いですよね。

混合育児だと母乳育児よりお金がかかるのはもちろんですが、毎月消費するミルクは減るので家計の負担が多少減ります。

 

息子の場合は、母乳はもちろんミルクさえも全然飲まずに苦労した子なので、さらにミルクの消費量は少なく母乳もあげて1ヶ月2缶消費ペースでした。

ずぼらちびママ
飲んでくれずにかなり捨ててましたが(泣)

娘は生後3ヶ月まではミルクの方がメインだったので1ヶ月に2缶消費していました。

1ヶ月2缶ペースだった場合

2000円×月2回=4,000円

一歳まで飲み続けるとして4,000円×12ヶ月で4,8000円

もちろんミルクの消費ペースにもよりますがミルク育児と比べてかなり安く済みますね。

 

ずぼらちびママ
ちなみに粉ミルクを1番安く買う方法は「Amazon」で「はいはい」を買うことです!

1缶1,715円でお尻拭きもついているのでおトクですよ!

Amazonが1番おトクです!!

 

時と場所によって母乳かミルクか選べる

ミルクと母乳にどのくらい比重を置いているかでも多少変わりますが、その時の都合によってどっちをあげるか選択できるのが混合育児のいいところです。

息子の場合は母乳を少ししか飲んでくれなかったので外出先はミルク一択でした!

 

娘を混合で育てていた時は、外出した時にレストランなど人目を気にしなければいけない場所はミルクを、個室の授乳室がある場所では母乳をあげていました。

ずぼらちびママ
完母の今は授乳する場所が全然なくて困ってます…

それと、一時的に薬やお酒を飲む場合も完母よりも調整しやすいですね。

 

不足しがちな栄養を摂れる

母乳には免疫を高める効果があると言われます。

一方でミルクには母乳で不足しがちな鉄・ビタミンK・ビタミンDが含まれています

混合育児の場合、母乳とミルクそれぞれ足りない栄養を補うことができるので一石二鳥ですね!

 

悩みが減る

混合育児は母乳育児とミルク育児のいいとこ取りなので、母乳育児ならではの悩みやミルク育児ならではの悩みが減ることがあります。

母乳育児のよくある悩みとしては

・母乳が足りてるかどうか心配

・どのくらい飲んでいるのか分からない

・授乳回数が多すぎて大変

・乳首が痛くなる

・乳腺炎になって辛い

などが多いかなと思います。

一方ミルク育児の悩みは、

・母乳をあげていないという罪悪感がある

・ミルクを作るのが大変

・お金がかかる

・出かける時の荷物が多い

ミルク育児の場合もこんな悩みが多いと思います。

 

私は一時的でしたが混合をしていたことで母乳育児やミルク育児特有の悩みが比較的少なかったと思います。

実際に私と同じように混合育児にしてよかったという声を紹介しますね。

私が2人を出産した産院両方とも母乳を推奨しているわけではなかったのが有難かったです。

ですが、まだまだ母乳が1番だと言ってくる人が多いのが現実です。

ずぼらちびママ
ほっといて欲しいですよね!

 

実際感じた混合育児のデメリット

産院で新生児の息子を撮影した写真

新生児時の息子

私が実際に感じた混合育児のデメリットは2つあります。

・授乳に時間がかかる

・継続するのが難しい

ずぼらちびママ
それぞれ紹介していきます

 

授乳に時間がかかる

混合のやり方によって変わりますが、1回の授乳時間に母乳とミルクの両方ともあげる場合時間がかかってしまうのがデメリットです。

初めに母乳を片方ずづそれぞれ数分ずづあげ、ミルクを作り、ミルクをあげる。この流れは意外と時間がかかり気付くと30分以上経っていた!ということは多いです。

 

私も一回の授乳に30分〜1時間かかってしまったことも何度もあります。

母乳が軌道にのったり、感覚が掴めてくるともう少し早く終わるようになります。

ずぼらちびママ
今では30分以内に終わらせるようにしています

 

続けるのが難しい

混合育児でずっと続けたい!と思っていても、ママや赤ちゃんの都合で母乳育児かミルク育児の完全一本になることはざらにあります。

よくある理由としては、

・赤ちゃんが哺乳瓶やミルクを拒否するようになった

・赤ちゃんが母乳を拒否するようになった

・ママの母乳が出なくなってしまった

これらの理由が多いかなと思います。

実は息子も途中から完全ミルクになりました。元々母乳を飲んでくれず細々と母乳をあげ続けていたのですが、母乳の出も悪くなったので思い切って断乳しました。

 

そして娘も3ヶ月の時に急に哺乳瓶拒否をしたので完母になりました。

ママの希望とはうらはらに混合育児をやめることになるのも混合育児のデメリットだと思います。

母乳育児・混合育児・ミルク育児の割合は?

母乳育児・混合育児・ミルク育児の割合って気になりませんか?

平成27年に厚生労働省が調査した産後1ヶ月と3ヶ月の母乳・混合・ミルク育児のそれぞれの割合のデータがあるので紹介します。

1ヶ月 3ヶ月
母乳育児 51.3% 54.7%
混合育児 45.2% 35.1%
ミルク育児 10.6% 10.2%

出典:厚生労働省「平成 27 年乳幼児栄養調査」(2016)

産後1ヶ月頃は母乳の出る量が安定しないため、ミルクを足しての混合育児をするママの割合が多いです。

ですが、産後3ヶ月頃になると母乳育児かミルク育児のママが多くなり、混合育児の割合が少なくなったことがわかります。

ずぼらちびママ
混合育児ママは3割ほどいるんですね!

 

育児に正解はない!

今回私が思う混合育児のメリットを紹介しましたが、なかには完母やミルクよりも混合の方が大変だったというママもいるので人それぞれです。

1番大切なのは、ママが1番楽に子育てできて、赤ちゃんがぐんぐん大きくなることです。

 

「母乳が1番だからあげなきゃだめ!」と今でも母乳神話を未だに信じて余計なことを言ってくる人がいますがそんな人は無視してOKです。

母乳でもミルクでも混合でも愛情には変わりはないです。

ママと赤ちゃんにとってベストな方法を見つけて、楽に楽しく子育てできればいいなと思います。

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